忍者ブログ
バルドのせいで髭受にも目覚めたのです。
[22]  [21]  [20]  [19]  [18]  [17]  [16]  [15]  [14]  [13]  [12
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

真夜中に暴走しました。すみませんすみません。
独白ってかたちが書きやすいみたいです。
もしや…普段から妄想家だから?!

バルコノSS?
タイトル:『コノエちゃん親衛隊日誌 1』

某月某日 隊員A
(隊内不平等をなくすため隊長制度は却下だ!)

さて、歴史的記録の第一歩としてまずは俺の恋心から記さねばならない。

最近俺はどうしようもなく恋をしている。
しかも横恋慕だ、最低だ俺は。
だがしかしっあの花のような笑顔に逆らえる奴なんているだろうか!!
初めて会ったとき、荷物を届けようといった俺に「でも…たくさんあるから」と
はにかんで遠慮した君…なんて優しいんだろう…。
そのあとすぐに顔を出したバルドさんが結局全部抱えて持って帰ってしまったけど。
君は俺にありがとうと言って微笑んでくれた…。
あの日から俺は君の虜だ。
あぁ、コノエちゃん…今日はアイロン用のノリを買いに来てくれた、
そしてつい火傷の薬もおまけしてしまった…。
あの華奢な手が重いアイロンを使うなんて、考えるだけで大変そうじゃないか。
ましてあの白い指にうっかり火傷なんて出来た日には…っ(苦悶)

とはいえ、あの子の旦那はバルドさんだ。
長い間独り身だったのに、
噂ではコノエちゃんと出会って一巡りの月もたたないうちに一緒に暮らし始めたという。
しかもプロポーズは、白昼堂々と辺り構わず大声あげてだ。
酒場で、年貢の納め時だなアイツも、とご近所のゲンさんが大笑いして教えてくれた。
バルドさんはこの界隈で顔が利く気のいいおっちゃんで、
俺の店も親父の代から贔屓にしてもらっている。
大型種の、しかも元闘牙だって噂だ…恋する気持ちはともかく
猫柄的にも体力的にも俺に勝ち目はないだろう…。

だけどそれでいいんだ、俺はコノエちゃんの幸せを壊したいわけじゃないから!!
あの子の笑顔を時々拝めるだけで幸せなんだから…。
と、健気な片思いをしているのは俺だけかと思っていたらそうでもなかった。
うっかり酒場で舌をすべらせたら、
幼馴染のあいつや、はす向かいのあいつもコノエちゃんにメロメロだった…!!

そして俺たちは急に心配になったのだ。
宿屋なんて職業柄、コノエちゃんはいろんな猫と出会う…
中には俺らのように、いや!俺たちとは違う不届きな輩もいるのではないか!!と。
というわけで俺たちは、
『コノエちゃん親衛隊』を発足させるに至ったのだ!!
もちろんこの活動は、コノエちゃんには絶対に秘密である。
だって俺たちはコノエちゃんの幸せを守るために結成されたのだから!!
そして俺は今日ここに、初心を忘れず活動すべく、日誌を始めることにしたのだった。


------------------------------------コノエちゃん親衛隊日誌より。-------------------

あとがき:こいつらはコノエがオスだってわかってるようなわかってないような、です。
勘違いしてる猫もそれでもいいんだって猫もいるのでしょうきっと。
続くかどうかは、わかりません。わはは。

拍手

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
写メ日記:愚者猫
村正買うZE!!
装甲悪鬼村正 二〇〇九年一〇月三〇日、物語がはじまる。
アクセス解析
猫好きに悪い奴ぁいない
ヴェルグに愛
ヴェルグが!!
忍者ブログ [PR]