バルドのせいで髭受にも目覚めたのです。
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ははははは、いぇーい。なんと親衛隊日誌続けました。
いやもぅ、ね、真夜中にこっぱずかしい告白をやらかしてきたので恥ずかしいものなどもう何も無いのです!!あぁ、恥ずかしい。
あ、でもラメントサーチに登録する勇気はないです、よ。
でもバルコノサイトさんが少ないから、せめて一太刀…っとも思います。うーんうーん。悩
バルコノSS(なんですってば)
タイトル:『コノエちゃん親衛隊日誌 2』↓
いやもぅ、ね、真夜中にこっぱずかしい告白をやらかしてきたので恥ずかしいものなどもう何も無いのです!!あぁ、恥ずかしい。
あ、でもラメントサーチに登録する勇気はないです、よ。
でもバルコノサイトさんが少ないから、せめて一太刀…っとも思います。うーんうーん。悩
バルコノSS(なんですってば)
タイトル:『コノエちゃん親衛隊日誌 2』↓
某月某日 隊員T
ええと、本日の当番は隊員Tであります。
親愛なるコノエ嬢への思いも書いてよいと伺ったのでお言葉に甘えたいと思います。
私は、図書館で勤務をしております。
以前からコノエさんの旦那様のバルド氏には図書館をよくご利用頂いていたのですが、
あの方は市井におられるわりには哲学的なもの、悪魔など神秘学的なものを
よく手にとっては借りにこられたので印象に残っておりました。
ですが、一巡りの月ほど前の、そうあの蝕の日から春の祭りの間のころです。
珍しく少年向けの伝承の本や、文字の書き方の本、それに料理入門を借りにこられたのです。
私がうつむいて作業をしているところに、
バルドさんの匂いがし、それがさしだされたものですから
(職員たるもの、利用者の詮索をするのは失礼であるとわかってはいたのですが。)
私はつい、珍しいですね、と声をかけました。
するとそこには…今も忘れられません。
バルド氏の影に、まるで陽だまりの妖精のようなコノエさんがおられたのです!!
私と目があうと、おずおずと頭を下げられました。
バルド氏は、ひどくご機嫌でコノエさんの頭をポンポンとなでると
「今日はコイツのお勉強用だよ。」と言われました。
私は動揺を隠しながら、なるほど…などとつぶやきながら貸し出し記録を記入致しましたが、
コノエさんのことが気になって仕方がありませんでした。
またも口がすべってしまい、図々しくも
「ずいぶん年が離れたお友達ですね、ご親戚ですか?」と尋ねてしまいました。
「んーいや?俺の奥さんだ。」
意気揚々とバルド氏は答えてくださいました!!
そう、なんということでしょう、そのとき私は初恋と失恋を一度に知ったのです。
そのときコノエさんは顔を真っ赤に照れてバルド氏を怒っておられましたが
心に傷を負った私には、そんな様子もひどく仲睦まじいものでした。
だってバルド氏の顔を見ていればわかります。
常連さんですが、いつも真剣な顔で本を吟味しておられた方が
今では、またたび酒を飲んだと言われても信じてしまいそうに頬がゆるんでおられます。
けれど私は腐ってもこの藍閃の図書館職員です。
悲しいかな、いえ、喜ぶべきでしょう、口だけはきちんと働くのです。
「左様でございましたか、では、奥様ならば出身は存じ上げませんが
藍閃市民ということになりますし、利用者カードをご用意いたしましょうか?」
とうつろな目でお伝えいたしました。
すると!
「え、いいのか!?」
耳をピンと立てて、背伸びしてカウンターに身を乗り出し、目を輝かせるコノエさんの姿が!!
なんと可憐にして、知的欲望に満ちた生き生きとしたお顔でしょうか。
そう、彼女は学びたかったのです!!
私は背筋を正しました。
そう、私はこの藍閃の知の番人たる図書館職員です。
例え恋に破れたとしても、知の道へ彼女を導くという役目が私には残っていたのです!!
「はい、藍閃市民の方でしたらどなたにでも、本を借りる権利が与えられております。
本来は市民の証人が必要ですがその旦那様も今こちらにおられますから
あとは奥様にこちらの紙にお名前とお住まいの場所と証人…旦那様ですね、
のお名前をお書き頂き、次回ご来館の際にお持ちいただければカードをお作りしますよ。」
コノエさんは私の手から記入用紙をお取りになりました。
手が触れるか触れないかの距離が、なんともどかしかったか…。
そして、なんと可愛らしいお顔なのでしょう、頬を染めて上目遣いに私を見て言われたのです。
「あの、字…苦手だから…読みにくいかもしれないけど…。その…」
あぁ、なんと!彼女は恥らっておられたのです
その可憐さといったら、女神リビカの微笑みにも等しいというものです。
もちろん私は、職員として丁寧にお答え致しました。
「大丈夫です、貴女が書いてくださる事が大切なのです。
他の者に文字を見せるのがお嫌でしたら、是非私にお渡しください。
決して誰にも見せたり致しませんし、貴女が書かれた文字を笑ったりもするものですか。」
私は自然とコノエさんの手を握り、真剣に目で訴えました。
私の気持ちが…伝わりますようにと。
すると、ああ、なんということでしょう女神よ!
彼女はまるで花の蕾がほころぶがの如く、微笑んでくださいました。
「ありがとう、じゃぁ頑張って書いてくる。
なるべくあんたが読みやすいように。」
その言葉はまるで女神の福音のように私の耳に残っております。
その後頂いた記入用紙は今も大切に図書館の私の引き出しに眠っております。
(例え親衛隊の仲間の方々にもお見せできませんよ?コノエさんとの約束ですから。)
そして私の恋心は、コノエさんに知識の喜びを与える伝導者として
また「コノエさん親衛隊」の一員として今も輝いております。
追記:本日はコノエさんはご来館されませんでした。残念です。
-----------------------------------------------------------親衛隊日誌より---------------
なんというか、ひとつ間違うと一番犯罪者っぽいかもしれない隊員T。
けどこの人は、ちゃんと頭で自分が敵わない理由とか戦いを挑まない理由などを
理屈っぽく正しく認識できて、コノエに迷惑にならずに見守る健気に咲く花…みたいなポジションを楽しんでくれると信じてます。絶対ナルですこいつわ。
アルファベットに特に意味はないんですが、Bだとバルドっぽいのでやめました。
ええと、本日の当番は隊員Tであります。
親愛なるコノエ嬢への思いも書いてよいと伺ったのでお言葉に甘えたいと思います。
私は、図書館で勤務をしております。
以前からコノエさんの旦那様のバルド氏には図書館をよくご利用頂いていたのですが、
あの方は市井におられるわりには哲学的なもの、悪魔など神秘学的なものを
よく手にとっては借りにこられたので印象に残っておりました。
ですが、一巡りの月ほど前の、そうあの蝕の日から春の祭りの間のころです。
珍しく少年向けの伝承の本や、文字の書き方の本、それに料理入門を借りにこられたのです。
私がうつむいて作業をしているところに、
バルドさんの匂いがし、それがさしだされたものですから
(職員たるもの、利用者の詮索をするのは失礼であるとわかってはいたのですが。)
私はつい、珍しいですね、と声をかけました。
するとそこには…今も忘れられません。
バルド氏の影に、まるで陽だまりの妖精のようなコノエさんがおられたのです!!
私と目があうと、おずおずと頭を下げられました。
バルド氏は、ひどくご機嫌でコノエさんの頭をポンポンとなでると
「今日はコイツのお勉強用だよ。」と言われました。
私は動揺を隠しながら、なるほど…などとつぶやきながら貸し出し記録を記入致しましたが、
コノエさんのことが気になって仕方がありませんでした。
またも口がすべってしまい、図々しくも
「ずいぶん年が離れたお友達ですね、ご親戚ですか?」と尋ねてしまいました。
「んーいや?俺の奥さんだ。」
意気揚々とバルド氏は答えてくださいました!!
そう、なんということでしょう、そのとき私は初恋と失恋を一度に知ったのです。
そのときコノエさんは顔を真っ赤に照れてバルド氏を怒っておられましたが
心に傷を負った私には、そんな様子もひどく仲睦まじいものでした。
だってバルド氏の顔を見ていればわかります。
常連さんですが、いつも真剣な顔で本を吟味しておられた方が
今では、またたび酒を飲んだと言われても信じてしまいそうに頬がゆるんでおられます。
けれど私は腐ってもこの藍閃の図書館職員です。
悲しいかな、いえ、喜ぶべきでしょう、口だけはきちんと働くのです。
「左様でございましたか、では、奥様ならば出身は存じ上げませんが
藍閃市民ということになりますし、利用者カードをご用意いたしましょうか?」
とうつろな目でお伝えいたしました。
すると!
「え、いいのか!?」
耳をピンと立てて、背伸びしてカウンターに身を乗り出し、目を輝かせるコノエさんの姿が!!
なんと可憐にして、知的欲望に満ちた生き生きとしたお顔でしょうか。
そう、彼女は学びたかったのです!!
私は背筋を正しました。
そう、私はこの藍閃の知の番人たる図書館職員です。
例え恋に破れたとしても、知の道へ彼女を導くという役目が私には残っていたのです!!
「はい、藍閃市民の方でしたらどなたにでも、本を借りる権利が与えられております。
本来は市民の証人が必要ですがその旦那様も今こちらにおられますから
あとは奥様にこちらの紙にお名前とお住まいの場所と証人…旦那様ですね、
のお名前をお書き頂き、次回ご来館の際にお持ちいただければカードをお作りしますよ。」
コノエさんは私の手から記入用紙をお取りになりました。
手が触れるか触れないかの距離が、なんともどかしかったか…。
そして、なんと可愛らしいお顔なのでしょう、頬を染めて上目遣いに私を見て言われたのです。
「あの、字…苦手だから…読みにくいかもしれないけど…。その…」
あぁ、なんと!彼女は恥らっておられたのです
その可憐さといったら、女神リビカの微笑みにも等しいというものです。
もちろん私は、職員として丁寧にお答え致しました。
「大丈夫です、貴女が書いてくださる事が大切なのです。
他の者に文字を見せるのがお嫌でしたら、是非私にお渡しください。
決して誰にも見せたり致しませんし、貴女が書かれた文字を笑ったりもするものですか。」
私は自然とコノエさんの手を握り、真剣に目で訴えました。
私の気持ちが…伝わりますようにと。
すると、ああ、なんということでしょう女神よ!
彼女はまるで花の蕾がほころぶがの如く、微笑んでくださいました。
「ありがとう、じゃぁ頑張って書いてくる。
なるべくあんたが読みやすいように。」
その言葉はまるで女神の福音のように私の耳に残っております。
その後頂いた記入用紙は今も大切に図書館の私の引き出しに眠っております。
(例え親衛隊の仲間の方々にもお見せできませんよ?コノエさんとの約束ですから。)
そして私の恋心は、コノエさんに知識の喜びを与える伝導者として
また「コノエさん親衛隊」の一員として今も輝いております。
追記:本日はコノエさんはご来館されませんでした。残念です。
-----------------------------------------------------------親衛隊日誌より---------------
なんというか、ひとつ間違うと一番犯罪者っぽいかもしれない隊員T。
けどこの人は、ちゃんと頭で自分が敵わない理由とか戦いを挑まない理由などを
理屈っぽく正しく認識できて、コノエに迷惑にならずに見守る健気に咲く花…みたいなポジションを楽しんでくれると信じてます。絶対ナルですこいつわ。
アルファベットに特に意味はないんですが、Bだとバルドっぽいのでやめました。
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