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いやだってあれめっさ良いよ!!!!もーおいちゃんてば美味しいもん見せてくれるんだから!うっへっへっへっへ(涎じゅるり
そんな私の横で妹が関ジャニかカツーンかのDVDを見てた…似たもの姉妹。
そして、軍服アキラさんのおっきめ写真をキャラホビグッズ売りのあみあみさんで見てきました。顔の傷はよくわかんなかったけど、あれは欲しいな!
あのクオリテイでさー…傭兵源泉んとか、殺人兵器時代(シキティがギリギリ歯軋りしてるあれね)のナノたんとかー…ペスコシのリンとかー…腸スケ(コレはやばいかな)とかー…グンちゃんとかキリヲさんとか!出ませんか!ね!!まず傭兵源泉は1万超えても買うな、うん。
いい夫婦の日に、新しい源アキなCGを見れるなんて…ありがたやありがたや(ほろり
でも、いい夫婦といえばバルコノな感じ~源アキはなんか、まだカップルvて感じするんですよねアキラァのせいで!頑なな感じとか~ウブだけど硬質な色っぽさとか~うっへっへっへ(その笑いやめろて
そして、勢いで自分で自分を追い詰めるへたれバルドを書いたけれども、ほんとは能天気に愛を叫ぶバルドも書きたかったので…そのめろりんバルドを書きたいよ心でほんとにアホなものを書いてみました…。
なんというか、猫バカな人には共感していただけるかと…思…う…よ。
バルコノSS:
タイトル:「猫バカバルドさん」
バルドはニンゲン(しゃべりまくり)
コノエはこにゃんこ(出番なし)
特別ゲストは悪魔ーズ
「ああ、マイハニー…マイエンジェル…マイスィートキティ…」
久しぶりの秋雨の晴れ間、爽やかな朝だというのに、そのオフィスの一角には澱んだ空気が立ち込めていた。
「はよーっす。って、うわ、バルドウザッ。」
扉を開けた途端、ヴェルグは傷心のバルドに遠慮なく罵声を浴びせた。
「なんだよ、朝っぱらからこのうっとーしーのはよ。」
「うう、どこ行っちまったんだ~うちの可愛い子ちゃん…」
うわ、ほんっとうっとーしーな…。
「子猫が行方不明だそうだ。」
目一杯顔を歪ませて蹴りを入れようとしていたヴェルグの肩に手を置いて止めたのは同僚のカルツ。
そして赤い髪の同僚、ラゼルが補足する。
「朝宅急便を受け取って、子猫に朝食をやろうとしたら見当たらなかったので外に逃げたのではないかと嘆いているらしい。」
「あー、子猫てちょい前拾ったとか言ってたな。」
「飲み会も行かずにメロメロだったもんねぇ。」
ヒョイとヴェルグの背後から愉快そうに顔を出したのはフラウド。
「…なんで手前ぇがここにいる。」
「え、だってー、女の子たちが君らが固まってるって噂してたから、僕も混ざろうと思ってさ。」
「お前混ざったらまた面倒な事になんじゃねーのか。」
「えーひっどーい、僕だけ仲間はずれ?」
「ぶりっこポーズすんなっ気色悪ぃ!」
ブンッとヴェルグの拳が振るわれるが、残念ながらフラウドはひらりとかわしてしまう。
「あ、テメ、避けんなよ!」
「えーだって、僕プレイ意外で痛くされるの好きじゃないんだよねー。」
「誰が、テメェと、んなプレイッ、するかっ」
言葉の切れ目にぶんぶんと拳を振り回すが、尽くかわされ、ヴェルグは肩でゼーハーと息をする。
「ヴェルグ、今日の会議にはフラウドも出る。そのまま時間まで遊んでいてくれ。」
「…ああ?なんで俺がコレのお守りなんだよっ。」
「バルド、会議があるのは覚えているな?」
「あー、わかってるよ~課長殿~アレ持って行きゃいいんだろ~?」
アレ、とは系列ジムのマダム&ムッシュ優待特典の企画案のひとつ、
「柔らかな肌触りと羽のような履き心地、裏起毛の中に編みこまれたゲルマニウムで真冬も冷え知らず!「癒されルームシューズ(仮)」」のことである。
「ちゃんと、時間毎のシューズ内温度やらなにやら測って、カルツとあんたにもらったデータやらなんやらかんやらまとめたぜ~。」
ほい、と手渡された書類を見て、ラゼルがこれなら大丈夫かと頷いて席に戻ろうとした途端、バルドは盛大な溜息をついた。
「はあああああああああ…やっぱ外でちまったのかな~ハニー…
いやでも今朝なんか寒かったから外出るなんておかしいだろ~…
あのお布団ダイスキっこが寒空に飛び出すとかありえね~…昨夜だって癒されルームシューズの中で寝ちまってさ~パパのお仕事の邪魔すんなよ~って言ったらすねちゃってかみつくしさ~しょうがないかたシューズごと抱っこして布団は入ったら俺のパジャマの中にもぐりこんで可愛かったなぁ~
いやでも、子供は風の子っていうしな~…そうだよな~コノエはまだ小さくてやんちゃさんだから俺が寒いのでも全然平気かもしれんよな~…しかもふかふかでつやつやの天使の毛並みだもんな~あったかいよな~…
やっぱり外かな~…家出なのか~?
ううう、なんで俺を置いて行っちまったんだマイエンジェル~…」
はっきり言って、ウザイ。
これはヴェルグでなくてもウザイ。
ビキビキと血管を浮き上がらせた額を押さえるとラゼルはとりあえず、書類を丸めてバルドをひと殴りしてから席に戻った。
「落ち着けバルド、お前のうちの猫はまだ小さいのだろう?」
「うう、そうだよまだ俺の片手にひょいと乗るくらいのサイズでさ~…
気がつくと布団に入ってきてて寝返りうった拍子に潰しちまうんじゃないかっていつもドキドキしてさ~…」
「ならば思わぬ所に隠れているものだ、タンスの引き出しや炊飯器の上やパソコンと壁の隙間は探したのか?」
意外な事に普段はクールでつれない(ヴェルグ限定と思われる)カルツが、バルドの背を撫でながら親身に語りかけている。
「…いや、そこは、見て、ないかも、しれん。」
「ほら、ならば帰ったらいつも通りいいこでお出迎えしてくれるかもしれないぞ。」
「そ、そうか?そうかな?」
「ああ、もしお出迎えが無かったといって落ち込んではいけないぞ。
まず入り口から全ての隙間をひとつひとつ探していくんだ。
お前に会いに出て来れないならクローゼットやひきだしやリネン入れが怪しいな。
ああ、中でお漏らしをしてしまっていたり、中のものをひっかきまくっていても怒ってはいけないぞ?
寂しくて怖くて散々鳴いた結果に違いないからな。」
やけに詳しいなオイ。
カルツも猫ちゃん飼ってるからねー、他人事じゃないんでしょ。
「いや、怒ったりなんかしねーよ!ありがとうカルツ!
そうだよな!コノエあんなにちっちゃいんだもんな、俺が間違って閉じ込めちゃってるかもしれねーな!」
「そうだバルド、まずは部屋の全てを探しつくすこと、家出の心配はそれからだ。
可愛がっているのだろう、それならお前の愛情はきっと伝わっているぞ。」
「カルツ…!!」
互いに互いの両手を握り、瞳をキラキラさせて見つめあう姿は、いっそすがすがしい位に目障りであった…。
「じゃ、ラゼル、俺帰るわ!今日早退有休ってことで!」
「ああ、健闘を祈る。」
爽やかに手を振って風のように姿を消したバルドとにこやかにエールを送るカルツ。
「そこは…一応止めてほしいんだがカルツ。」
会議の資料を確保しておいて良かったと、眉間に深く皺を刻みラゼルは溜息をつく。
「いやあれずっといたら、嫌だろ。」
ヴェルグは、やっと捕まえたフラウドの首をうりゃうりゃと絞めながらラゼルに慰めの言葉をかける。
…その言葉にギャラリーと化していた部下達は大きく頷いた。
その少し後、カルツの携帯に届いた可愛い子猫の写真(「マイラブリーエンジェルコノエv」とタイトルが付いていた)にヴェルグもラゼルもめろめろになったというお話。