バルドのせいで髭受にも目覚めたのです。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ラゼルさんは紳士なので、コノエへの愛情表現もとても優しいパパのようなのではないかと考えております。言葉で丁寧に言いくるめるキャラだとは思いますが、Hん時じゃないとあんまし言葉攻めもしない気がします。(何その感想)
なんというか、感情の起伏も穏やかな方で他者に対する思いやりも深いから悪魔になるほど強い怒りを抱いて死んでもうたんじゃないかなーと思うのです。悪魔になる前の記憶とかあるんでしょうかね?
ちなみにヴェルグさんは、動物好きでわしゃわしゃ猫さわって嫌われたトラウマがあると信じてる…だから猫嫌いなんだよ奴は。
で、コノエの「恋心」と同じ時期くらいのつもりで書きました。
ラゼコノSS
タイトル:「独占欲」↓
なんというか、感情の起伏も穏やかな方で他者に対する思いやりも深いから悪魔になるほど強い怒りを抱いて死んでもうたんじゃないかなーと思うのです。悪魔になる前の記憶とかあるんでしょうかね?
ちなみにヴェルグさんは、動物好きでわしゃわしゃ猫さわって嫌われたトラウマがあると信じてる…だから猫嫌いなんだよ奴は。
で、コノエの「恋心」と同じ時期くらいのつもりで書きました。
ラゼコノSS
タイトル:「独占欲」↓
コノエには感情がある
悪魔にも感情はある
だからコノエに感情が残っていたとしてもおかしくは無いのである
だからコノエが猫のようでも、少しもおかしくは無いのである
悪魔になって長い、戯れに力をこねて下僕を作りあげたこともある。
人や猫が、狂気にのまれるよう契約をかわすこともある。
けれどどれも、この子猫のようにはならなかった。
ラゼルは、転化したばかりのコノエの喉がなるのを楽しんだ。
コノエはラゼルにとって初めての、愛しく思える眷族だった。
それは、コノエの怒りの感情が極上であるからかもしれないし、
猫を飼うのが初めてだからかもしれない。
犬は喜ぶが猫は服を着たがらないとヴェルグは言っていたが、
きっと可愛らしいだろうと、自分と揃いの衣装をコノエに誂えてみた。
初めコノエは不思議そうな顔をしたので、やはり必要なかったか、と尋ねると
コノエはぶるぶると激しく首を横に振った。
首が外れてしまうのではないかと思い、ラゼルはその頬に手を伸ばした。
「猫は、服が嫌いだと聞いたがお前にはきっと似合うだろう。」
「俺はもう猫じゃないよ!」
コノエから小さな怒りが弾けて飛んだ。
小さな金平糖を口に放り込まれたような、その怒りの甘さにラゼルは微笑んだ。
「そうだな、お前は私の雛鳥だ。」
するとコノエは
今度は子供らしくキラキラとした目で頬を染めて「ありがとう。」と言った。
眷属を持つのは初めてだが、子育てというのも楽しいものだなとラゼルは思った。
快楽でも喜悦でもなく、楽しかった。
世界の怒りを糧として、闇の中で淫らにあえぎ、繋がることを何より求める。
かと思えば、猫の頃よりも稚拙な感情を露わにわがままに振舞う。
そしてその全てはラゼルにだけ向けられた。
コノエにはラゼルだけだった。
コノエを猫だというと怒ったが、雛だというのはいいらしい。
コノエは悪魔としてはまだまだ未熟で、ラゼルの眷属といっても4匹の蛇はまだその身体に眠っている。
別の強い感情にあえば、ひきずられてしまう杞憂があった。
だからラゼルはコノエを片時も離さない、
どんなわがままも、心地よいと思えるものもコノエには全てを与えようと思っているが
自分の目の届かぬところへ行くのだけは許せなかった。
そう、許せないのだ。
恐れや杞憂とはちがう。
コノエは自分のものなのだから。
ただ、コノエは弱いから、自分が守ってやっているのだ。
ただ、コノエが幼いから、目を離すことが出来ないのだ。
なぜなら自分は、コノエを生み出した主人なのだから。
---------------------------------------------------------------------------
あとがき:
ラゼコノは、恋や愛と本人たちが言い切れないと思うので、言葉の表現も非常につたなく、もどかしいところがあるかと思います…。
もにょもにょして頂ければ嬉しいのですが。どうでしょう?
ええもちろん、私の文章力と語彙が足りないせいもあると思うのですが…
すびばせん…。
悪魔にも感情はある
だからコノエに感情が残っていたとしてもおかしくは無いのである
だからコノエが猫のようでも、少しもおかしくは無いのである
悪魔になって長い、戯れに力をこねて下僕を作りあげたこともある。
人や猫が、狂気にのまれるよう契約をかわすこともある。
けれどどれも、この子猫のようにはならなかった。
ラゼルは、転化したばかりのコノエの喉がなるのを楽しんだ。
コノエはラゼルにとって初めての、愛しく思える眷族だった。
それは、コノエの怒りの感情が極上であるからかもしれないし、
猫を飼うのが初めてだからかもしれない。
犬は喜ぶが猫は服を着たがらないとヴェルグは言っていたが、
きっと可愛らしいだろうと、自分と揃いの衣装をコノエに誂えてみた。
初めコノエは不思議そうな顔をしたので、やはり必要なかったか、と尋ねると
コノエはぶるぶると激しく首を横に振った。
首が外れてしまうのではないかと思い、ラゼルはその頬に手を伸ばした。
「猫は、服が嫌いだと聞いたがお前にはきっと似合うだろう。」
「俺はもう猫じゃないよ!」
コノエから小さな怒りが弾けて飛んだ。
小さな金平糖を口に放り込まれたような、その怒りの甘さにラゼルは微笑んだ。
「そうだな、お前は私の雛鳥だ。」
するとコノエは
今度は子供らしくキラキラとした目で頬を染めて「ありがとう。」と言った。
眷属を持つのは初めてだが、子育てというのも楽しいものだなとラゼルは思った。
快楽でも喜悦でもなく、楽しかった。
世界の怒りを糧として、闇の中で淫らにあえぎ、繋がることを何より求める。
かと思えば、猫の頃よりも稚拙な感情を露わにわがままに振舞う。
そしてその全てはラゼルにだけ向けられた。
コノエにはラゼルだけだった。
コノエを猫だというと怒ったが、雛だというのはいいらしい。
コノエは悪魔としてはまだまだ未熟で、ラゼルの眷属といっても4匹の蛇はまだその身体に眠っている。
別の強い感情にあえば、ひきずられてしまう杞憂があった。
だからラゼルはコノエを片時も離さない、
どんなわがままも、心地よいと思えるものもコノエには全てを与えようと思っているが
自分の目の届かぬところへ行くのだけは許せなかった。
そう、許せないのだ。
恐れや杞憂とはちがう。
コノエは自分のものなのだから。
ただ、コノエは弱いから、自分が守ってやっているのだ。
ただ、コノエが幼いから、目を離すことが出来ないのだ。
なぜなら自分は、コノエを生み出した主人なのだから。
---------------------------------------------------------------------------
あとがき:
ラゼコノは、恋や愛と本人たちが言い切れないと思うので、言葉の表現も非常につたなく、もどかしいところがあるかと思います…。
もにょもにょして頂ければ嬉しいのですが。どうでしょう?
ええもちろん、私の文章力と語彙が足りないせいもあると思うのですが…
すびばせん…。
PR
この記事にコメントする
カテゴリー
写メ日記:愚者猫
絶賛bkm
最新記事
(07/01)
(07/01)
(02/06)
(02/01)
(10/16)
(01/11)
(12/31)
アクセス解析
アーカイブ