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バルドのせいで髭受にも目覚めたのです。
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短いSSは「SSS」というんだってインテの少し前に知りました。
うちの中にもSSSっぽいのがあります。(覚えた言葉は使ってみたい)

今回のは短めなのでSSSでしょうか?どうでしょう?w
インテ後2作めっ自分としては上出来なペースなんですが、甘さの程はいかがでしょうかお姉さま!!はっきり言って、供給が欲しいがために需要しております!甘くなれ~甘くなれ~甘くなれ~ 
脳みそが浮き立っているのでしばらくシリアスは書けない予感…。
ああでも、かっこいいヴェルグもフラもラゼルvも書きたいです。

バルコノSS:ニンゲン化パロ
タイトル:「魅惑のカキ氷」

※このお話は、現代ものっぽいパロディです。
※コノエさんは30才の作家さんで普段はお着物です。
※バルドさんは51才の町の小さな定食屋の旦那です。
※たぶん2人はニンゲンです。


甘やかされている のか?
単にバルドが凝り性 なのか?
ワガママな自分が悪いのか?

目の前の業務用カキ氷製造機(と呼べばいいのだろうか)を見つめてコノエは
またやられてしまった…、と頭を抱える。

「バルド、これどうしたんだ?」
「あー、使わんってーからもらった!しかも元値90%オフ!」
と嬉しそうに笑うバルドを見てコノエは肩を落とす。
「出店でも出す気か…?」
「ん?普通に店で使えるだろ?まぁ、場所とるのが難点だが、店先に出っ張っててもこいつなら情緒もあって夏らしいし、なんか涼しそうでいいだろ?」

うん、それはそうなんですけど…。

… … … … …。

そうか!店で使うからか!!

コノエは1人勘違いした事に気づき赤面する。
わー、そうか、そうだよな、うちデザートも出すしもう夏だし和食屋だし去年もカキ氷食べたいってゲンさんに言われて代わりにシャーベット出してたし。
わーもう、俺ってほんっと馬鹿、何勘違いしてるんだよいい年して恥ずかしい!!
そうだよ、バルドだっていい年なんだから、俺が今年は祭りで待望のふわふわカキ氷に出会えなかったって愚痴った位でいきなり業務用のしかもふわふわ氷用の年季入ってるイイヤツなんか買うわけないじゃん!(かなり混乱)
わーわーもう、何俺最悪っ恥ずかしーっ耳まで熱いよもうっ。

「これ用の氷も頼んどいたから。ぼちぼち届くぞ。」
嬉しそうに機械をあれこれチェックしながら、バルドはコノエを振り返る。
が、今しがた話をしていたはずコノエがいない。
と思ったら いた。
なぜか床にしゃがみこんで唸っている。

「どうしたコノエ。」
「なんでもない、ちょっと…冷却中…。」
赤くなった頬に両手をあてて、上目遣いに自分を見るコノエにバルドは首を傾げた。
「なんだ、そんなに暑かったのか?しょうがねーな、じゃぁ早速試運転といきますか。」
「え。」
「心配するな、試作用の氷はちゃんと…ジャーン!」

ああ、だめだ。
それはそれは嬉しそうに楽しそうにバルドが笑うから、やっぱり俺は勘違いしてしまうんだ。
俺のためだけに、バルドはカキ氷を作ってくれてるんだろうって。


ふわふわの氷
魔法のような 色とりどりのシロップかけて
さぁ召し上がれと
魔法使いのように 笑う
愛しい人

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装甲悪鬼村正 二〇〇九年一〇月三〇日、物語がはじまる。
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