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バルドのせいで髭受にも目覚めたのです。
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どもです、生きております、眠気と偏頭痛とニコ動(ぇ)と戦っておりました。
珍しく間が空きまして…何か更新せねばという強迫観念にかられてたりしてました。
脳内シアターでは…2人…いや2匹していっちゃらこっちゃらしてくれてんですけども…(ゴニョゴニョ)

あ!キラルナイトのチケはバルドに守ってもらってます。
ハチミツ漬けにされないよう、ちみコノたんも与えておきました!
これで、当日までチケットは安心です!(エッヘン

ビックリドッキリゲストでアキラァかコノたんが来てくれないもんかなぁ…。
今から本番が楽しみです!その前にインテあるますしね!
バルコノバルコノ! あとラゼヴェル!フラコノ!ラゼコノ!ラゼバル!
なんかこー…後半カプは自分でも本が無い確率8割な予感で泣ける orz


バルコノSS:ニンゲン化パロ
タイトル:「春の別れ」

※このお話は、現代ものっぽいパロディです。
※コノエさんは30才の作家さんで普段はお着物です。
※バルドさんは51才の町の小さな定食屋の旦那です。
※その設定は過去半分くらいしか生かされてないような…
※たぶん2人はニンゲンです。


バルドは困っていた
とても悩んでいた

もう駄目なんだと自分に言い聞かせる。
寒さの凍みる早朝にも、寂しさの募る深夜にもいつでも自分を受け入れてくれた。
その温かく柔らかな心地よさについずるずると今まで引き伸ばしてしまったが、このままではいけないとバルドはええいと未練を断ち切る。
そう、自分のためだけではないコノエのためにも、このままではいけないのだ。
わかっていることだ、大丈夫だ、今日、いまを逃したらまた俺たちは離れられなくなるのだから!!

季節は春も盛りの青葉の頃、暖かな日差しの中ベランダから見下ろすと木の葉まじりの桜並木がやわらかな風に揺れている。
庭の遅咲きの八重桜も真っ盛り、もうすぐ黄金週間だ。
うららかな午前10時、決別のときは来た。
今日はこの春一番の暖かさだという。
そしてコノエが2階で安眠をむさぼる、今しかない。

よし、行くぞ。
髪が邪魔にならぬよう手ぬぐいまくと、バルドはそっと2階の様子を伺う。
それは、コノエが目を覚まさないように物音はなるべく立てずに、且つ手早く行わなければならない。
なぜなら、寒がりの恋人にばれたら、いつかのように梅雨まで関係をひきずることになるからだ。
それはいかん、人としてそんな自堕落な生活は…魅力的だけどきっとよくない。
それに、初夏にこたつ布団を干すのはなかなかに肩身が狭いのだ。

よっしゃ!
腕まくりをして気合一発。
バルドは心を鬼にして、秋からの長の憩いであったこたつの撤去作業に入る。
そう、例え可愛い恋人がほっぺたをぷくぷくに膨らませて拗ねてしまうとわかっていても、俺はこれを成し遂げなくてはならないのだ!
…ま、それはそれで可愛いしな。


毎日いそいそと家事もこなすバルドは、とてもいい旦那様だとご近所でも評判である。
そのいそいそのエネルギーは、わりと煩悩過多な愛なのだが、それは彼の愛しのハニーしかご存じない。

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写メ日記:愚者猫
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装甲悪鬼村正 二〇〇九年一〇月三〇日、物語がはじまる。
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